札幌市内で食品スーパー「北海市場」を6店舗展開するモリワキ(本社・札幌市西区)は、札幌市南区の石山通沿いにある「川沿店」(川沿5条2丁目1ー10)を21日(金)午前10時にリニューアルオープンさせる。このため、19日(水)、20日(木)の2日間休業し改修工事を実施する。(写真は、「北海市場川沿店」)

「川沿店」は、2006年6月にオープン、店舗面積約380坪。地下にも駐車場があり旧石山通(川沿中央通)側からも来店できる。開店から14年が経過、これまでも数回のリニューアルを行ってきた。

 今回のリニューアルは、同社が17年からスタートさせた中期プロジェクト「モリワキビジョン2022」の行動計画に盛り込まれている店舗の「ニューフォーマット」の考え方を可能な範囲で反映する。具体的には18年10月11日に大型ホームセンター「ジョイフルエーケー屯田店」内にオープンした「屯田店」(札幌市北区)、19年11月13日に商業施設「アクロスプラザ南22条」内にオープンした「山鼻店」(同市中央区)と同様、緑を基調にわくわく感を醸し出せるようにして回遊性を高め、滞留時間の延長に結び付ける。

「川沿店」は、地域の生鮮中心スーパーとして生鮮に強みがあるほか全国のこだわり商品を適正価格で提供、隣接する「コープさっぽろソシア店」(川沿5条2丁目3ー10)と棲み分けてきた。昨年3月には焼きたてパンの「ボストンベイク」をテナント誘致、来店動機を高める施策も打ってきた。
 同社は「川沿店」のリニューアルによって10%増の売り上げを目標にする。



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