焼きたてパン「ペンギンベーカリー」は元気、2023年2月「北見店」で道東初出店

経済総合

 焼きたてパン専門店の「ペンギン」が、2023年2月中旬に「ペンギンベーカリー北見店」(北見市)をオープンさせ、道東に初進出する。道内では、札幌市や恵庭市など道央圏でしか展開していなかった。北見への進出によって、北海道全域で店舗進出が進みそうだ。(写真は、北海道でフランチャイズ1号店として11月18日にオープンした「ペンギンベーカリー手稲前田店」)

「ペンギンベーカリー」は、ペンギン(札幌本社・札幌市清田区)が道内外で29店舗展開している焼きたてパン専門店。道産小麦を使用して、毎日食べても飽きないパン屋をコンセプトにしている。地元の農家と協力、新鮮で安全な食材を厳選して食パン、惣菜パン、菓子パン、サンドイッチ、バーガーなどを焼きたてで提供している。日本カレーパン協会主催の「カレーパングランプリ」では、2020年から3年連続で最高金賞を受賞するなどおいしいパン作りでは定評がある。

 これまで、道内は直営、本州はFC(フランチャイズ)で出店してきたが、今年11月18日には、道内で初のFC店舗である「手稲前田店」(札幌市手稲区)をJR北海道グループが展開する「手稲鉄北ショッピングセンター」内にオープンさせた。

 今回の「北見店」は、それに続くFC店舗で、フランチャイジーとして運営するのは、地元の菓子製造販売、ラ・ナチュレーブ。店舗は、北見市美芳町8丁目3-6に設ける。「ツルハドラッグ北見美芳店」に近い立地になる見込み。

「ペンギンベーカリー」は、道内では札幌市内6店舗、恵庭市内、岩見沢市内、千歳市内、苫小牧市内に各1店舗の計10店舗を展開。本州では、東北1店舗、信越3店舗、関東5店舗、東海6店舗、関西4店舗の計19店舗。パン業界では、高級食パンを中心としたパン専門店が相次いで閉店しているが、ペンギンは2016年6月に「恵庭店」を1号店として出店して以降、現在の29店舗まで一度も閉店がない(ただし、大丸札幌店内のフルーツサント専門店は閉店している)。

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