DVD、ビデオ、ブルーレイ、CD、本・コミック、ゲームなどのレンタル「TSUTAYA」の閉店が、地方都市でも始まった。「TSUTAYA北見店」(北見市西富町1丁目12ー13)が2月14日(日)で営業を終了、これによって北見市内から「TSUTAYA」店舗がなくなる。2018年から始まった「TSUTAYA」閉店が止まらない。(写真は、2020年11月8日で閉店した「TSUTAYA札幌インター店」)

「TSUTAYA北見店」は、国道39号線沿いにあり今年がオープンから25年目。フランチャイズ(FC)運営しているのはVidaway(ヴィダウェイ、本社・千葉県柏市)。同社は、関東や北海道・東北で「TSUTAYA」など約80店舗を運営しており、北海道では函館や帯広、留萌、苫小牧、深川、倶知安で「TSUTAYA」を9店舗展開している。

「TSUTAYA」の閉店は、2018年から全国的に始まった。北海道では18年が4店舗、19年は5店舗が閉店、20年は1月12日「北25条店」(札幌市東区)、5月31日「旭川永山店」(旭川市)、7月27日「川沿店」(札幌市南区)、9月10日「宮の森店」(同市中央区)、11月8日「札幌インター店」の(同市白石区)5店舗が閉店した。

 いずれも20年以上の店舗が多く、ネットの普及でレンタル環境が大きく変化していることなどが要因。これまでは道央圏や旭川市内などの閉店が多かったが、「北見店」の閉店は、地方都市でも閉店が始まる可能性を示唆している。今回の「北見店」閉店によって18年からの累計閉店店舗数は15店舗になる。営業店舗数は、移転のために一時閉店している「苫小牧三光町店」(苫小牧市)を除いて38店舗になる。


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