北海道ファシリティマネジメント協会、荒井新会長が「FM推進に全力」

ファシリティマネジメント

 一般社団法人北海道ファシリティマネジメント協会(略称・HFMA、加盟199社)の2018年度第1回臨時理事会が3日、札幌市中央区の札幌第一ホテルで開かれた。新任会長の荒井和弘会長(73、東京不動産管理顧問)が挨拶、「世界的に取り組まれているFMを日本でもさらに推進させ、広めていきたい。HFMAの活動を通じて産学官連携や日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)との協力を強化、会員企業にもメリットがあることを明確にしていきたい」と述べた。P7030240(写真は、HFMAの第1回臨時理事会)

 荒井氏は、6月18日に開催された第6回通常総会で5代目会長に選出され、今回が初のHFMA会合への出席となった。この日の臨時理事会では、HFMA25周年の記念講演会を11月15日にロイトン札幌で開き、講師にJFMA会長でイトーキ(本社・東京都中央区)の山田匡通会長とセコマ(同・札幌市中央区)の丸谷智保社長の2人を予定していることが報告された。

 またJFMAとの連携強化では、ファシリティマネジャー(FMマネジャー)の国家資格化のため、関係省庁や道などの自治体に対する働きかけを積極的に行っていくと説明があった。
 荒井会長は、資格制度をスタートさせる際に国家資格になる予定だったものが、省庁間の綱引き等で実現できなかったこと、また全国での有資格者数が現在1万4000人で国家資格規模の3万人に不足していることを指摘。地方からも実現に向け積極的な働きかけを行っていくことを表明した。
 道内のマネジャーは約400人。HFMAでは3年後までに500人に増やしたいとしており、資格試験の受験者数の増員と会員増強をあわせて行っていく考え。

 理事会終了後に、第1回まちづくり委員会が開かれ、メンバーから今後の方向性について意見が出された。JFMA賞受賞歴のある街の視察などアイデアが出されたが、委員長を務める札幌副都市開発公社の高橋稔社長は「出された意見をまとめ今後の方向性などを絞り込んでいきたい」と述べ、次回以降本格的な議論を進めることを決めた。

 荒井新会長の略歴……1944年12月生まれ、東京都出身。68年3月東京農工大工学部電気工学科卒、同年4月大成建設入社。設計本部設備設計第一部部長(FM担当)、設計本部副本部長(理事)などを経て2007年6月東京不動産管理取締役事業本部副本部長兼技術部長、09年6月同社常務事業副本部長兼技術部長兼環境事業部長、15年3月代表取締役常務技術本部長、17年3月顧問。

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