社団法人北海道ファシリティマネジメント協会(略称・HFMA)は地方独立行政法人北海道立総合研究機構北方建築総合研究所と共催で、10月5日(水)午後2時から旭川市の北方建築総合研究所の視察とファシリティマネジメントの最新セミナーを開催する。
セミナーでは社団法人日本ファシリティマネジメント推進協会(JFMA)の坂本春生会長が講演する。(写真は、坂本春生JFMA会長)

 
 ファシリティマネジメント(FM)は、建物施設の長寿命化や省エネ、維持効率のアップなどをトータルに推進していく手法で、災害時の事業継続性計画(BCP)にも効果的と注目を集めている。
 
 HFMA(会長山口博司氏=伊藤組会長、元副知事)は、大手ゼネコンや施設機器事業者をはじめビルメンテナンス、エンジニアリングのほか様々な施設を保有する自治体や病院などが会員で、FMの普及・啓発を目的に各種のセミナーを開催している。
 
 また、北方建築総合研究所は寒冷積雪地の建築や住まいの環境負荷低減や快適住環境の創出、自立経済の支援を基本目標に様々な技術課題の解決に取り組んでいる。
 
 今回のセミナーでは、北方建築総合研究所の視察を行い、同研究所の環境科学部構法材料グループ研究主幹の吉野利幸氏が最新の研究活動を紹介、その後JFMAの坂本春生会長(元札幌通産局長)が、地方自治体や公益法人にとってFMが如何に重要かについて分かりやすく解説する。とりわけ自治体病院や民間病院の施設担当者に向けてFMの有効性を発信していく考え。
 
 日時は10月5日(水)午後2時~4時半。会場は旭川市緑ヶ丘東1条3丁目1―20の北方建築総合研究所。参加費は2000円。申し込みはHFMA(電話011―231―4851、FAX011―241―3866)へ。
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