【動画】「キャンパーズ&アングラーズ北広島」に新レストラン棟「アルトラーチェ北広島店」オープン

経済総合

 キャンプとフィッシングの体験型アウトドア施設を展開するキャンパーズアンドアングラーズ(本社・札幌市東区)は、2024年4月23日、昨年9月に先行開業した「キャンパーズ&アングラーズ北広島(C&A北広島)」(北広島市美沢5丁目1-1)の敷地内に、レストラン棟「ジェラート&ピザ アルトラーチェ北広島店」を開業する。これにより、同施設は、グリーンシーズンに向けて本格展開を始める。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。

(写真は、2024年4月23日にオープンするレストラン棟「アルトラーチェ北広島店」)

 キャンパーズアンドアングラーズは、2021年11月にスノーピーク(本社・新潟県三条市)とフライフィッシングのトップメーカー・ティムコ(同・東京都墨田区)、釣具のアイビック(同・札幌市東区)、アイビック食品(同・同)の4社が出資して設立した企業。キャンプやフィッシングなどアウトドア用品の物販機能とそれらに関わるカルチャーを訴求する「モノ+コト」の発信拠点として、昨年「C&A北広島」をオープンさせた。

 立地場所は、エスコンフィールド北海道に近い、旧パチンコ店「北広島ひまわり」の店舗跡と敷地を活用したもので、昨年先行開業した物販棟「アウトドアプロショップ」は、パチンコ店舗を居抜きリニューアルして出店した。今回の「ジェラート&ピザ アルトラーチェ北広島店」は、旧駐車場敷地を利用して新たに建設したもので、延べ床面積約193坪(638㎡)。内訳は、レストラン約150坪(496㎡)、テラス約43坪(142㎡)。

(写真は、店内からみたグリーンフィールド)

 店舗名の「アルトラーチェ」は、北広島市西の里で営業していたジェラートとクッキーの人気店だった「アルトラーチェ」を承継した。同店は、2011年に誕生し、行列のできる人気店として知られたが、2022年にオーナーの体調不良で閉店。復活を望む声が多かったため、アイビック食品が店舗名とレシピの譲渡を受けて、リブランディングしてこの店舗をオープンさせた。提供するのは、ジェラートとピザ、珈琲。ジェラートは、北広島市内の小林牧場で生産する生乳を使用したアルトラーチェ創業時から人気のフレーバーを提供。珈琲は、丸美珈琲店(札幌市中央区)が監修、ピザは人気イタリア料理店「オリゾンテ」(同)が監修する。アラカルト商品は、テイクアウトも可能で、グリーンフィールドで食べることもできる。

(写真は、店内施設)

 レストランのエントランスには、北海道の食材にこだわったアウトドア特化商品「DELBE」や南イタリア本場の伝統製法によるオーガニックチーズ専門ブランド「ファットリアビオ北海道」、北海道のエゾシカ肉を使った食ブランド「LUCIOLE」、スノーピークの冷凍食品、丸美珈琲店のコーヒーなども販売する。屋外エリアには、ドッグパークを設けており、愛犬と一緒に食事が楽しめるテラス席もある。テラス席36席、館内48席。

(写真は、先行開業している物販棟)

 グリーンフィールドの中央には、イベントスペースがあり、キャンピングカーやキッンカーの乗り入れも可能。今回のレストラン棟のオープンによって、「C&A北広島」は全面開業となり、フィッシング、キャンプ、食をキーワードにした体験プログラムも用意して、アウトドアカルチャーの発信を行う。キャンパーズアンドアングラーズ取締役でアイビック食品社長の牧野克彦氏は、「エスコンフィールド北海道と協業して、地元にも愛されるような施設として成長していきたい」と話している。

 なお、アイビック食品は「アルトラーチェ北広島店」を旗艦店として、同業態をフランチャイズ展開していくことも計画している。

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