「ヴィクトリアステーション」が積極リニューアルを継続、「札幌旭町店」も一新

経済総合

 外食大手、ゼンショーホールディングス(本社・東京都港区)の子会社ビッグボーイジャパン(同・同)が、北海道地域で展開している直火焼きグリルレストラン「ヴィクトリアステーション」の「札幌旭町店」(札幌市豊平区旭町2丁目1-10)が、2024年10月10日(木)にリニューアルオープンする。(写真は、2024年10月10日にリニューアルオープンする「ヴィクトリアステーション札幌旭町店」)

「ヴィクトリアステーション」は、北海道発祥の地場ファミリーレストランだったが、2000年3月に、当時のダイエー系列会社ビッグボーイジャパンと統合し、2002年12月には、ゼンショーグループがM&Aした。店舗は、2018年頃には40店舗を超えていたが、店舗の老朽化や人手不足もあって閉店が続き、2023年には、28店舗まで3割減少した。

 2023年を境に閉店はなくなり、ビッグボーイジャパンは既存店舗のリニューアルに舵を切った。これまでにリニューアルしたのは、「発寒店」(札幌市西区)、「北5条店」(同市中央区)、「厚別店」(同市厚別区)、「旭川四条通店」(旭川市)、「栄町店」(札幌市東区)、「千歳店」(千歳市)、「函館昭和店」(函館市)、「南円山店」(札幌市中央区)、「山鼻店」(同)、「伏古店」(同市東区)で、直近では「札幌月寒店」(同市豊平区)が、2024年9月26日にリニューアルオープンしている。

「札幌旭町店」は、同年9月9日から一時休業して改装工事を進めている。店舗の内外装だけでなく、駐車場の更新舗装も行い、同年10月10日にリニューアルオープンする。これにより、全28店舗中、12店舗目のリニューアルを終える。

 ビッグボーイジャパンでは、「ヴィクトリアステーション」と「ビッグボーイ」で同年10月3日から「秋冬グランドメニュー」を導入、オーストラリア産ブラックアンガス牛を使用したサーロインステーキの提供を始めた。300℃の直火で焼き上げ、オーブンでじっくりと火を通し肉汁を閉じ込めている。また、看板メニューの「直火焼き大俵ハンバーグ」のサイズを4種類から5種類(150g・200g・250g・400g・500g)に増やした。

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