「イトーヨーカドー琴似店」(札幌市西区琴似2条1丁目4-1)が、2025年1月5日(日)に閉店する。同店のホームページで掲載された。後継店舗として、安売りの「ロピア」の出店が決まっている。(写真は、「イトーヨーカドー琴似店」)
「イトーヨーカドー琴似店」は、現在は商業ビル「5588」になっている建物に、1976年7月にオープンした。JR琴似駅が高架化する前だった。1993年10月に、琴似木材興業など3者が隣接して建設した建物に、「エスパ琴似店」として移転オープン。2001年に、「イトーヨーカドー琴似店」に名称変更した。最初の「琴似店」から数えると現在は48年目で、「エスパ」時代を含めた現店舗は31年目。
地下1階は食品と生活のフロア、1階は婦人ファッションのフロア、2階は紳士・服飾と肌着のフロア、3階は子供・暮らしと飲食のフロア、4階から6階が駐車場、7階は屋上駐車場になっている。JR琴似駅から空中歩廊で繋がっている。1階には、吹き抜けの「琴似元気コミュニティプラザ」がある。
2024年2月にイトーヨーカ堂(本社・東京都千代田区)が、北海道・東北の店舗撤退を発表してから、北海道では6月30日に「帯広店」、7月28日に「屯田店」、8月18日に「北見店」が閉店した。9月23日には「福住店」が閉店する。「琴似店」の閉店日が明らかになり、残り1店舗となる「アリオ札幌店」の閉店日が焦点になる。なお、「琴似店」の後継スーパーとして、安売りの「ロピア」が、2025年春にオープンする予定になっている。