「ロイズカカオ&チョコレートタウン」(石狩郡当別町)2023年8月4日グランドオープン

経済総合

 ロイズコンフェクト(本社・札幌市東区)は、石狩郡当別町のロイズタウン工場(当別町ビトエ640-15)に併設してプレオープン中の「ロイズカカオ&チョコレートタウン」を、2023年8月4日(金)にグランドオープンさせる。(画像は、グランドオープンする「ロイズカカオ&チョコレートタウン」)

 2022年11月7日にプレオープンした「ロイズカカオ&チョコレートタウン」は、カカオの栽培からチョコレートができるまでの「ファームトゥーバー」と呼ばれるチョコレートの旅を、さまざまな展示や体験を通じて楽しむことができる。プレオープン期間中は、カカオ豆加工プラントが稼働していなかったが、8月4日のグランドオープンから本格的に稼働させ、ロイズが2014年に南米コロンビアに設立した、カカオの自社農園「ロイズカカオファームインコロンビア」でのカカオ栽培からチョコレートになるまでを、一貫してロイズが手掛ける「ファームトゥーバー」チョコレートの製造を開始する。

 施設は3階構成で、3階は、カカオファームゾーン。「ロイズカカオファームインコロンビア」をジオラマなどで再現。3~2階は、工場体験ゾーン。工場に届いたカカオ豆がチョコレートになるまでを、見て、遊びながら学べる。2階はチョコレートワークショップ。23cm×12cmのビッグサイズの板チョコに、ドライフルーツやナッツなどを自由にトッピングして、自分だけのオリジナルチョコレートを作ることができる。体験料(大人・子ども共通1人1500円)が別途必要。

 ロイズコレクションストリートも2階にある。チョコレートのラベルや缶、食器など、世界中から集めた貴重なコレクションのほか、ロイズのパッケージやヒストリーを展示。ミュージアムでは、アンティークや絵画、木彫りの熊などの作品を展示している。

 1階のエントランスは、無料エリアでモールディングチョコレートの製造ラインが見学できるコーナーがある。ガラス越しにチョコレートの充填工程を見ることもできる。併設のロイズタウン工場直売店では、200種類以上のチョコレートや焼き菓子、限定のパンやピザ、ソフトクリーム、JRロイズタウン駅関連商品、施設オリジナルグッズなどを揃えている。
 グランドオープン後の入場料は大人1200円、子ども500円。開館時間は10時~17時(最終入場15時)、施設の入場には事前予約、チケット購入が必要。

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