7月3日付で公正取引委員会から優越的地位の濫用による排除措置命令と課徴金の納付命令を受けていたアークスグループの中核会社ラルズ(本社・札幌市)は、25日に審判請求を行った。今後、同社は審判で考え方を明らかにしていく。
 
 ラルズは先に公取委から優越的地位の濫用で排除措置命令と約12億8000万円の課徴金納付命令を受けていたが、同社は各命令の内容を検討した結果、見解と相違があるとして審判の請求を決め、25日付で公取委に審判請求した。今後、審判で同社の考え方を明らかにし公正な判断を求めていく。

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