食品スーパーで東証ジャスダック上場のダイイチ(本社・帯広市)は2日、1月度の売上高前年比を発表した。同社はこの1年間で新規出店がないため全店ベースと既存店ベースは同じ基準で、それによると前年1月比で100・1%と前年と同水準の売上高になった。IMG_0212 (2)(写真は、ダイイチ八軒店)

 同社は、前年同月比2~5%程度の増加基調で推移してきた。2017年1月度は全店・既存店が同100・1%で豪雨災害に見舞われた昨年8月度以来の低水準だった。同社によると「今年は正月休業した1日が日曜日だったことと、昨年の1月に比べて土曜日も1回少ないことで前年同水準にとどまった」と分析している。
 札幌市内の「白石神社前店」(白石区)と「八軒店」(西区)が、コープさっぽろの建て替え新店「ほんどおり店」(白石区)、「二十四軒店」(西区)の影響を受けたことも低水準になった理由。

部門別の売上高前年比は次の通り。
■青果 104・1%
■水産 97・9%
■畜産 100・7%
■惣菜 101・0%
■デイリー 99・7%
■一般食品 98・5%
■日用雑貨 101・8%
■その他 96・3%
 なお、客数は同98・2%、客単価は同101・9%だった。


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