小売業や通販業、メーカー、金融などからの各種データを分析してマーケティングリサーチや顧客へのダイレクトプロモーションを行っているフュージョン(本社・札幌市中央区)が、2月23日に札幌証券取引所アンビシャス市場に新規上場する。同市場への新規上場は2015年6月のエコノス(同・同市白石区)以来で、同市場の上場銘柄は7社になる。IMG_8287(写真は、札幌証券取引所)

 フュージョンは、1990年に花井秀勝会長(65)が中心となって発足した北海道企画事業協同組合の成果である企画支援システムの普及、運用、販売を行うために花井氏が91年12月に設立。2002年にビッグデータを利用したダイレクトマーケティング事業を開始、05年にはPOSデータ分析サービスを開始している。

 従業員は53人(うち東京オフィス15人、福岡オフィス1人)、平均年齢37・2歳、平均年間給与は約467万円。佐々木卓也社長(42)は、凸版北海道印刷から00年5月フュージョン入社、11年5月から社長を務めている。

 15年2月期は、売上高9億684万円、純利益3820万円、16年2月期は売上高9億8580万円、純利益は2778万円。主要顧客は、化粧品製造販売のエキップ(本社・東京都品川区)、小売業のいなげや(同・立川市)、イオンマーケティング(同・千葉市美浜区)など。

 上場にあたり公募12万株と花井会長の所有株のうち4万株を売り出す。調達額約1億円は、事業拡大のために採用などにあてる。幹事証券は岡三証券。
 


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