マンガ家育成事業「トキワ荘プロジェクト」を展開する特定非営利活動法人LEGIKA(東京都品川区)は、この取り組みに賛同するじょうてつ(本社・札幌市白石区)と連携、2026年4月27日、札幌市豊平区にマンガ家・マンガ家志望者向けシェアハウス「札幌美園トキワソウルーム」をオープンさせた。
(写真は、地下鉄美園駅に直結している「札幌美園トキワソウルーム」)
この物件は、「トキワ荘プロジェクト」で初の地方直営物件で、東京圏以外でも初の物件でもある。札幌市豊平区美園8条6丁目に立地し、鉄筋コンクリート造地上6階建て。地下鉄美園駅に直結しており、全85室の一部を「トキワ荘プロジェクト」で使用する。間取りは1R(13・39㎡~13・64㎡)、賃料は3万3000円、管理費8900円、入居金4万円、敷金4万円。希望者の数に応じて1室単位で増設を図り、一定数までクリエイターが集積できるようにする。
これまでの物件にはなかった食事提供サービスを初めて導入。朝食350円、夕食650円の割安な価格設定で、崩れがちなマンガクリエーターの栄養バランス確保と自炊や買い出しの時間を減らせるようにする。ハウス内には、大浴場も備えており、座り仕事のマンガ制作の疲れを癒す環境を提供、心身共に健康な状態で創作に向き合えるようにする。
学生向け特別枠の「チェルシーキャンバス」も設け、プロとして活動する作家を間近に見ることで、成長意欲を喚起してもらう。既存の「トキワ荘プロジェクト」と異なり、マンガ家以外のクリエイター志望者(アニメーター、イラストレーター、動画クリエイターなど)も対象とする。また、通常の「トキワ荘プロジェクト」では、完成原稿の持ち込み経験が参加要件の一つだが、特別枠ではこの条件を不要とし、本気でプロクリエイターを目指す意思と共同生活を通じての学ぶ姿勢を審査の対象とする。
「トキワ荘プロジェクト」のハウス数は現在、直営4棟、提携2棟で713人(2025年12月18日現在)が参加している。巣立って行った代表時な作家に、西修(代表作「魔入りました!入間くん」)、カメントツ(代表作「こぐまのケーキ屋さん」)、藏丸竜彦(代表作「数学ゴールデン」)、西村ツチカ(代表作「北極百貨店のコンシェルジュさん」)、雲母坂盾(代表作「ドリトライ」)らがいる。



































