平昌冬季五輪カーリング女子で銅メダルを獲得した「LS北見」の祝賀パレードが、5人の地元北見市の中心街で行われた。沿道には約1万2千人が集まりチームを祝福した。市のパレードは、旧北見市開基100周年が行われた1996年前以来22年ぶり。IMG_2015
IMG_2019(写真は、パレードで銅メダルを市民らに見せる藤沢五月選手=上と本橋麻里主将)

 パレードは、市や北見カーリング協会などで組織する実行委員会の主催。トラックを使ったオープンカーに銅メダルをかけた選手5人と監督、トレーナーが乗り、午後0時40分にスタート。1条通と2条通を通る600mの距離をゆっくりと進み、ゴール地点には午後1時10分に到着した。商店街に詰めかけた市民らは、二重三重にもなって選手たちに盛んに手を振ったり声をかけたりして喜びを分かち合っていた。トラックに乗り込んだ5人らは笑顔で両手を振り、銅メダルを掲げたりして祝福に応えていた。

IMG_2048(写真は、市民報告会で辻直孝市長から市民特別栄誉賞を授与される選手ら)

 その後、北見市民会館大ホールで市民報告会が行われ、辻直孝市長から5人に市民特別栄誉賞が授与された。大ホールには市民ら約1300人が詰めかけ座席は満杯、立ち見も出るほどだった。会場の外では、パレードの様子を報じた北海道新聞の号外も配られた。

 北見市中心部でパレードが行われるのは22年ぶり。その時はミッキーマウスが登場し、市民の記憶に強く残っているという。今回のカーリング女子たちのパレードに声援を贈った子供たちは、10年先、20年先にどんな記憶を残しているだろうか。


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