石屋製菓の石水創社長(37)がクライミングとボルダリングに挑戦ーー。同社のグループが運営している「サッポロ・イーワン・スタジアム」(札幌市白石区栄通14丁目2ー35)にこのほどスポーツクライミングとボルダリングの施設ができたことから石水社長がトライ、見事7mの壁を登り切った。(写真は、クライミングに挑んだ石水社長)

「サッポロ・イーワン・スタジアム」は、フットサルを中心とした多目的スポーツスタジアムとして2011年1月に開業。フットサルのほかにもバレーボールやバドミントン、YOSAKOIソーラン祭りのチーム練習などにも利用されている。総合的なスポーツ施設を目指す一環として、東京五輪で初採用されるスポーツクライミングの施設をスタジアムに導入することにした。

 1号館屋内コートの壁を利用して高さ7m、幅3mのクライミング施設と高さ3m、幅8mのボルダリング施設を設置した。また、ベルト状のラインの上を歩く綱渡りスポーツ、スタックラインも高さ3mの位置に設けた。壁面には夕闇が迫る崖が描かれ、それをクライマーが登っていく姿や「白い恋人」のパッケージでお馴染みの利尻山も描かれている。

(写真は、スタックラインでバランスを取る石水社長)

 クライミングスタジオのオープンを前にこの壁に挑んだのが石水社長。スーツを脱ぎ、落下防止用のハーネスを着用していざ挑戦。手と足でホールド(突起物)をグリップ、7mの壁をリズム良く登り切った。「腕が痛くなるけれどとても楽しい」と石水社長。 
 聞くと、自宅にも簡易型のクライミングウォールがあるとか。「小学6年の娘と一緒に楽しんでいます」と石水社長。手慣れた様子は普段のトレーニングの賜物だった。
 石水社長は、スタックラインにも挑戦。両手を離しバランスを取る姿勢を見せるなど優れたバランス感覚も見せていた。

 このスタジオは、今週末にプレオープン。ポールクライミングの施設も導入して10月末にグランドオープンする予定。料金は2時間、大人1300円(税込み)、中学生以下は600円(同)。
(写真は、完成したイーワンスタジアム内のクライミングスタジオ)



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