全日本食品(本社・東京都足立区)の子会社、スーパーエース(同・札幌市東区)は、「スーパーエース美香保店」(同市同区北18条東8丁目2-5)を「ARSPA(アレスパ)美香保店」にリニューアル、2024年2月28日(水)にオープンさせる。(写真は、リニューアル工事を行っている「スーパーエース美香保店」)
(画像は、「ARSPA美香保店」の店舗イメージ)

「スーパーエース美香保店」は、東8丁目篠路通(北光線)沿いにある、売り場面積約250坪の小型食品スーパー。1988年にオープンし、当初は松下(本社・札幌市東区)が運営していた。その後、HGC(北海道グロサリーチェーン、同・同)、全日食、スーパーエースと運営母体が切り替わってきた。屋号は「スーパーエース」を踏襲してきたが、今回、大幅にリニューアルして「ARSPA」に変更することにした。

 冷ケースの全面入れ替えを中心に、惣菜、精肉の強化も図る。惣菜は人手不足もあって、品揃えが十分ではなかったが、リニューアルを機に再強化する。精肉については、同部門の売り上げ構成が高い店舗という特徴を生かし、冷凍品も豊富に品揃えする。スーパーエースの濱中健執行役員店舗管理部部長は、「同店は、35年間の営業によって足元商圏には固定客がついており、平日の客数が安定している収益店舗。リニューアルによって売り場の活性化を図るとともに屋号も変更、新たな来店客も増やしたい」と話す。

2024年2月12日からリニューアルのため一時休業中で、同年同月28日9時にオープンする予定。「ARSPA」の1号店として運営が軌道に乗れば、他の「スーパーエース」店舗も「ARSPA」に変更する。同店の隣接地には、旧「パーラー太陽美香保店」跡地を利用した、業務用食材の「大槻食品館・キャロット北光店」が2023年10月にオープン、商業集積によって同店の来店客も増えているという。


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