【動画】札幌・南一条商店街に「PIVOT CROSS」開業、働く女性ターゲットに年商30億円計画

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 ファッションビル運営のピヴォ(本社・同市中央区)は2023年6月8日、貸しビル業の札幌アルト(本社・札幌市中央区)から、「札幌アルト南1条ビル」(同市同区南1条西2丁目)を1棟借りして「PIVOT CROSS」としてオープンさせた。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。

(写真は、「PIVOT CROSS」のオープニングセレモニー。右から、札幌三番街商店街振興組合理事長・澤田智廣氏、札幌一番街商店街振興組合相談役・森吉丈夫氏、札幌アルト代表取締役・圡屋卓也氏、ピヴォ社長・小田征洋氏)
(写真は、2023年6月8日にオープンした「PIVOT CROSS」)

 ピヴォが運営していた駅前通の「PIVOT」(同区南2条西4丁目)は、土地建物所有者が建物の老朽化で建て替えを決めていたため、同年5月16日に閉館。それから20日余りで、やや離れた場所に新たなファッションビルを開業、「PIVOT」の名前が途切れないようにした。

「PIVOT CROSS」は、南1条の交差点に位置していることから、人と人が「交わる」場所であることを願い命名された。ファストファッションの「ZARA」は、以前の商業施設運営者の頃から継続して営業中のほか、「PIVOT」から移転してきたテナントや新規テナントなど32店舗が入る。オープン時は、23店舗がオープン、残り9店舗は7月以降、順次入って9月半ばに全館フルオープンの予定。

 この日、9時50分からキックオフセレモニーが行われ、札幌一番街商店街振興組合相談役の森吉丈夫氏、札幌三番街商店街振興組合理事長の澤田智廣氏、札幌アルト代表取締役の圡屋卓也氏、ピヴォ社長の小田征洋氏がテープカットを行った。

 ピヴォ副社長でPIVOT CROSS館長の丹内大博氏は、「売り場面積は『PIVOT』の半分くらいのため、ターゲットを働く女性に特化して洋服やエステ、美容整形、サロンなど美と健康のテナントを揃えた。コロナ禍でテナント各社も厳しい経営を強いられているため、テナントリーシングは難しかった」と話し、年商30億円を目指すとした。札幌アルトの圡屋氏は「向かいの『IKEUCHI GATE』さんとともに地域の発展に繋がればと思う」と話していた。

「札幌アルト南1条ビル」は、札幌アルトが2002年8月に竣工させた商業ビル。設計は三菱地所設計(本社・東京都千代田区)、施工は竹中工務店(同・大阪市中央区)。敷地面積は約386坪(1275・24㎡)、鉄骨鉄筋コンクリート造、地下2階、地上8階建て、延べ床面積は約3660坪(1万2079・67㎡、73台収容の立体駐車場を含む)。
 当初は、「三越札幌アルタ」だったが、2011年4月から丸ヨ池内(本社・札幌市中央区)が、借主の札幌丸井三越(同・同)から転貸借を受け、「IKEUCHI ZONE」として営業してきた。しかし、札幌丸井三越の賃借満了のため、2022年5月29日で閉館していた。

 なお、「PIVOT」が入っていた中心街ビルは、土地建物所有者のダイビル(本社・大阪市北区)が建て替えを行うが、建て替え後の新ビルに「PIVOT」が入るかどうかは未定となっている。

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