いつもの「トライアル」と違う「トライアル」が、札幌市手稲区新発寒1条1丁目1118-1に、6月上旬オープンする。看板ロゴの色もいつもと違って「スマート」に見える。この店舗は、既に同社ホームページの北海道店舗一覧に「TRIALsmart新発寒店」として記載されいる。「TRIALsmart」は北海道初登場となる。(写真は、北海道で初めて「smart」のストアネームが採用される「新発寒店」)

 同社が進めている「スマートストア」は、リテールAIカメラやセルフレジ機能付きの買い物カート「スマートショッピングカート」、「デジタルサイネージ」を導入して、データの利活用をもとに新しい購買体験を提供するなど、効率的な運営を追求する店舗のこと。
 道内店舗でも、2020年8月にオープンした「スーパーセンタートライアル苫小牧西店」(苫小牧市)や2021年12月に旧「イトーヨーカドー旭川店」(旭川市)跡に居抜き出店した「メガセンタートライアル旭川店」など新店のほかリニューアル店舗で、こうした「スマートストア」を導入している。

 トライアル全国約280店舗の店舗名には、「スーパーセンター」「メガセンター」「ディスカウントストア」「バラエティストア」「トライアルスマート」「マート」「box」「トライウェル」「ネバフットマーケット」「ドラッグストアトライウェル」「クイック」「ドラッグ&フレッシュ」「グロッサリアトライアル」「TRIAL GO」「スーパーセンタータイヨー」、さらにストアネームのない店舗もあって地域によって実に多彩。

 北海道は現在、26店舗で「スーパーセンター」が22店舗、「メガセンター」と「ディスカウントセンター」が2店舗の内訳。5月下旬にオープンする「幕別店」(中川郡幕別町札内みずほ町160-1)も「スーパーセンター」のストアネームを採用する。そうした中で「新発寒店」は、北海道初の「smart」の付いたストアネームとなり、全国的にも「成田店」(千葉県成田市)に次ぐ「smart」の登場となる。最新スマートストアのモデル店舗となりそうだ。



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