トライアルカンパニー(本社・福岡市東区)は、2023年5月下旬から6月上旬にかけて、北海道で新規店舗を連続出店する。いずれもIoT機器やAI技術を導入したスマートストアになりそう。道内の「トライアル」店舗は、これで28店舗になる。(写真は、建設中の「スーパーセンタートライアル新発寒店」)

 5月下旬にオープンするのは、「スーパーセンタートライアル幕別店」(中川郡幕別町札内みずほ町160-72)。帯広市内からは、札内川に架かる札内清柳大橋を渡って約2㎞の幕別帯広芽室線沿いで、リバーサイド幕別工業団地内に位置する。店舗面積の合計は、約1602坪(5287㎡)。

 6月上旬にオープンするのは、「スーパーセンタートライアル新発寒店」(札幌市手稲区新発寒1条1丁目1118-1)。JR函館本線の北側を走る鉄工団地通沿いで、道道128号線(追分通)の跨線橋西側に位置する。店舗面積は約644坪(2127㎡)。

「トライアル」の新店舗は、2021年12月に旧「イトーヨーカドー旭川店」(旭川市)跡に居抜き出店した「メガセンタートライアル旭川店」以来で、新設店舗は、2020年8月の「スーパーセンタートライアル苫小牧西店」(苫小牧市)以来となる。

 今回オープンする「幕別店」、「新発寒店」は、リテールAIカメラやセルフレジ機能付きの買い物カート「スマートショッピングカート」を導入した最新のスマートストアとなりそう。「幕別店」は、十勝管内2店舗目の「トライアル」で地域の価格競争は必至。また、「新発寒店」は「マックスバリュ新発寒店」と背中合わせの店舗となるため、地域の顧客争奪戦は激しさを増しそう。


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