明治北海道十勝スマートチーズと帯広市が協業で十勝ワイン「42°55’」開発

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 明治(本社・東京都中央区)が展開する「明治北海道十勝スマートチーズ」(以下スマートチーズ)と帯広市は、共同企画として進める「LOVE十勝プロジェクト」でスマートチーズの濃厚なうまみや口どけとの相性を突き詰めた、スマートチーズ専用の十勝ワイン「42°55’」を販売する。ワインは、中川郡池田町にある国内初の自治体運営によるワイナリー「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」に製造・販売を依頼し、スマートチーズのアンバサダープログラムである『スマチー部』の部員の意見を取り入れて開発した。池田町ブドウ・ブドウ酒研究所のショップを運営する一般社団法人いけだワイン城のECサイトや、北海道どさんこプラザ 有楽町店などで、きょう7月29日から順次販売を開始する。(写真は、スマートチーズ専用の十勝ワイン「42°55’」)

 スマートチーズは、 独自の「うまみ乳酸菌熟成技術」によって実現した、濃厚なうまみと口どけが特長の今までにない新しいチーズ。また、「LOVE十勝プロジェクト」は、豊かな自然に恵まれた十勝地方の魅力をより多くの人に知ってもらうおうと、明治と帯広市が共同で取り組んでいるプロジェクト。今回はテロワール(気候や土壌、地形など、ワインに使用されたブドウが育ったブドウ畑の周辺環境のこと)の発想のもと、同じ十勝で育まれた食の魅力を堪能できるマリアージュとして、スマートチーズと最高に合う専用の十勝ワインを開発した。

 ワインの味については、『スマチー部』の部員6人と、明治、帯広市、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の関係者による「十勝ワイン会議」をオンラインで開催して協議。プロジェクトのために製造した十勝ワインの中から、スマートチーズの「熟成チェダーブレンド」と「芳醇パルメザンブレンド」それぞれに合う味を厳選し、「42°55’ For Smart Cheese Cheddar」と「42°55’ For Smart Cheese Parmesan」の2種類が選ばれた。また、ワインのネーミングとラベルについては、3種類のデザイン案の中からスマチー部員(6月末現在で4127人)によるWEB投票を行い、延べ1573票の投票の結果、十勝地方の緯度(北緯42度55分)を表す『42°55’』に決定した。

 濃厚なうまみの「熟成チェダーブレンド」との相性の良さを追求した「42°55’ For Smart Cheese Cheddar」は、池田町独自の交配品種であるブドウ「山幸種」を使用。山ブドウ譲りの野趣あふれる独特なアロマとキレのある酸味と深みのあるコクが特長。「42°55’ For Smart Cheese Parmesan」は、芳醇な香りが特長のスマートチーズ「芳醇パルメザンブレンド」に合わせた、「山幸」と十勝の代表品種である「清見」のブレンドが奏でる複雑なアロマとまとまりのある味わいが楽しめる。いずれも、容量720ml、アルコール度数12.0%、希望価格は2000円(税別)。
 販売は、いけだワイン城ECサイト(https://shop.ikeda-wj.org/)。7月29日(金)~8月3日(水)までは、ワイン城 1Fショッピングエリア(いけだワイン城)、BLUE SKY FLIGHT SHOP(羽田空港第1ターミナル1階)で、8月5日(金)~8月7日(日)までは、北海道どさんこプラザ 有楽町店でも販売する。
 池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の大渕秀樹さんは、「いつも地域の食材と十勝ワインのペアリングは意識していますが、 ここまでチーズとワインとの相性を考えたことはありません。十勝そのものを味わえるこれら2つの組み合わせをご堪能ください。そして、いつかここ十勝で皆さんとお会いできるのを楽しみにしております」とコメントしている。

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