ダイイチ(本社・帯広市)の2022年9月期通期の全店売上高が、前期比105・8%になった。既存店売上高は同102・1%だった。前期の全店売上高は前々期比で103・3%、既存店売上高は同102・1%で、全店ベースは前期を上回ったものの、既存店ベースは前期よりも伸び率が落ちた。(写真は、2021年11月6日にオープンしたダイイチ平岸店)

 ダイイチは、昨年11月6日に平岸店(札幌市豊平区)を新規出店したほか、今年1月28日に啓北店(帯広市)、6月11日に白石神社前店(札幌市白石区)、6月17日にめむろ店(河西郡芽室町)、7月1日に自衛隊前店(帯広市)をリニューアルした。2022年9月期は、平岸店の売り上げが加わったことで全店ベース売り上げが伸びた。全店ベースでは、前期の昨年4月に前々期比99・5%と前年割れをしたが、翌5月以降から今期末の9月まで17ヵ月連続で前年を超えた。

 既存店ベースで今期に前年割れをしたのは昨年11月(98・2%)と今年8月(98・7%)の2回。既存店で最高の伸びだったのは、昨年10月(107・1%)だった。通期の部門別売上高は、青果104・7%、水産100・5%、畜産104・5%、惣菜109・9%、デイリー112・2%、一般食品104・6%、日用雑貨104・3%、その他100・1%。



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