店舗の新築移転で閉店したスシロー新発寒店(札幌市手稲区新発寒5条3丁目1-10)跡に、低価格スーパーの業務スーパー新発寒店が、10月13日(木)に居抜き出店する。業務スーパーは札幌市内11店舗目、手稲区では初出店になる。(写真は、業務スーパー新発寒店の出店場所=1階部分)

 業務スーパーは、神戸物産(本社・兵庫県加古川市)が全国でフランチャイズ(FC)展開している食品スーパー。同社が有する全国25拠点の食品加工工場で製造したPB(プライベートブランド)商品や海外から直輸入した商品などを中心に、エブリデーロープライスで販売している。2022年7月末で全国に979店舗を展開しており、北海道は札幌市内10店舗を含み、21店舗を展開している。

 新発寒店をFC運営するのは、パスポート(本社・川崎市宮前区)。同社は神奈川県や東京都、埼玉県、千葉県、群馬県、福井県で業務スーパーを50数店舗展開しており、北海道では2020年12月2日に伏古店(札幌市東区伏古8条3丁目8-27)を出店している。今回、2店舗目としてスシロー新発寒店跡に出店することにした。

 道内の業務スーパーは現在、21店舗。G-7スーパーマート(本社・神戸市須磨区)が11店舗、ケヒコ(同・横浜市神奈川区)が4店舗、カワサキ(同・茨城県水戸市)が2店舗、三和物産(同・青森県青森市)が2店舗、三ッ輪商会(同・釧路市)が1店舗、パスポートが1店舗という内訳。パスポートがオープンさせる新発寒店のほかにも、10月6日(木)にケヒコが苫小牧東店(苫小牧市)、10月中旬にG-7スーパーマートが大曲柏葉店(北広島市)、10月末に三和物産が函館田家店(函館市)をそれぞれオープンさせることになっている。これによって、道内の業務スーパーは5店舗増えて26店舗になる。さらにG7スーパーマートは、屯田店(札幌市北区)も建設中。



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