2022年2月28日(月)に営業を終了する「イオン旭川春光店」(旭川市春光町10番地)は、1月21日から2月28日までの39日間、40年間のありがとうを込めた最後の「BYE BYE BARGAIN」を実施している。21日から25日(火)までの5日間は、閉店セール第1弾として30%OFFや半額の割引を行っている。(写真は、2月28日で閉店する「イオン旭川春光店」)

「イオン旭川春光店」は、1981年7月にイオン北海道(本社・札幌市白石区)の前身の1社である旧北海道ニチイが「ニチイ旭川店」として開業した大型スーパー(GMS)。敷地面積は約7696坪(約2万5400㎡)、建物は2階建て、延べ床面積約6696坪(約2万2100㎡)、駐車台数約750台。旧北海道ニチイは旧ホクホーを合併して旧マイカル北海道に社名変更、1996年には店舗名を「春光サティ」に変更、2002年の旧ポスフール時代には「ポスフール春光店」に変わり、さらにイオン北海道が経営を承継してから4年後の2011年に、現在の「イオン旭川春光店」の名称になった。開業から40年が経過、建物の老朽化や多様化する利用客のニーズに対応できていないため、昨年9月に同店の営業終了を決めていた。

 閉店セール第1弾では、スポーツブランドのバーゲンのほか冬物衣料2点以上で30%OFF、レディース・キッズの冬物アウターなどを半額で販売。また、暮らしの品や日用品、食品も大感謝プライスで販売する。専門店街も「ロッテリア」や「メガネのプリンス」などが、割引価格で提供している。また、イオン北海道では、「旭川春光店」の思い出のメッセージを店頭で募集しており、閉店までボードに貼り付けて市民とともに別れを惜しむ考え。

 旭川市内では、昨年5月9日の「イトーヨーカドー旭川店」(後継テナントはメガセンタートライアル旭川店)に続く大型店の閉店となる。なお、イオン北海道は「旭川春光店」閉店後に建物を解体、新たな商業施設を建設する予定(業態は未定)。


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