本・音楽・文具・飲食の全国最大規模の複合店「コーチャンフォー」を展開しているリラィアブル(本社・釧路市)が、唯一の道外店舗「コーチャンフォー若葉台店」(東京都稲城市若葉台2丁目9ー2)に北海道に特化した食品コーナー「コーチャンフォー北海道マルシェ」をオープンさせた。北海道の食の魅力を道外で発信する。
(写真は、「コーチャンフォー若葉台店」の店内に開設した「北海道マルシェ」=リラィアブル提供)

 リラィアブルは、2018年から道内の「コーチャンフォー」6店舗に食物販の「マルシェ」コーナーを設置、道内外の逸品を販売している。道内メーカーと共同開発した自社商品も品揃えするなど、食のセレクトショップとしてブランド力を高める取り組みも行っている。コロナ下の2020年度は、前年度比148%と大幅増となり、5億円を超える売り上げ規模に拡大した。

 こうした「マルシェ」運営ノウハウを生かして、7月31日に「コーチャンフォー若葉台店」に「北海道マルシェ」を設置した。ミュージックコーナーの一部を利用、売り場面積は約50坪。
 商品数は約1600アイテム、そのうち北海道の商品は、井原水産(留萌市)の『カズチー』、松尾ジンギスカン(滝川市)の『ジンギスカン』、音更宝永(河東郡音更町)の『餃子』、池田食品(札幌市白石区)の『豆菓子』、土倉(同)の『お茶』、マルサ笹谷商店(釧路市)のイクラやたらことなど約1000アイテム。8月上旬からは、石屋製菓(札幌市西区)の『白い恋人』、サッポロビール(東京都渋谷区)の北海道限定『サッポロ クラシック』も販売する。オープン後は、買い物客の要望を取り入れて2000アイテム程度まで品揃えする。

 佐藤暁哉社長は、「コロナが続く中でも北海道の食の魅力は高まっており、北海道に来ることができない道外の方たちに少しでも楽しんでもらおうと出店した。今後、関東2号店、3号店を出店する際も北海道の食をアピールしていきたい」と話している。



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