コープさっぽろ(本部・札幌市西区)が建設中の「しろいし中央店」(同市白石区中央3条3丁目26ー1ほか)の鉄骨が組み上がり、外観が見えてきた。オープン予定の4月1日を目指して残り2ヵ月、折り返しを過ぎた建設作業は慌ただしく進む。(写真は、鉄骨が組み上がってきたコープさっぽろ「しろいし中央店」)

「しろいし中央店」は、平和通に面した旧日本栄養食品白石センター跡などの敷地面積約1540坪(5082㎡)を利用した2階建て店舗になる予定。建物の設計、監理は清和設計事務所(北見市)、施工は宮坂建設工業(本社・帯広市)・札幌支社(札幌市北区)で、昨年11月に着工。基礎工事などを終え、3ヵ月経った時点で店舗の鉄骨がほぼ組み上がり、店舗の規模感が分かるよう
になってきた。

 延べ床面積は約1123坪(3708㎡)。1階がコープさっぽろの売り場(約425坪=1405㎡)、2階は物販のテナント(約185坪=614㎡)、物販飲食以外のテナント(約76坪=252㎡)、クリニック(約45坪=149㎡)、美容室(約15坪=49㎡)、トドックステーション(約18坪=62㎡)などになる。土地建物ともにコープさっぽろの自己所有となる予定で、土地代を含めた総投資額は約10億円。

 新店舗の建設地周辺は、工場倉庫と住宅が混在した地域で、食品スーパーの空白地域でもあった。「しろいし中央店」のオープンによって新たな賑わいが生まれそうだ。


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