稚内・名寄などで大型スーパーを展開する「西條」、東証「TOKYO PRO Market」に上場

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 名寄市や稚内市など道北を中心にGMS(総合スーパー)「西條」やスーパーセンター「ベストム」などを展開する西條(本社・名寄市)は、2026年6月29日(月)、東京証券取引所の特定投資家向け市場「TOKYO PRO Market」に上場する。(写真は、西條が展開する「西條名寄店」)

 西條は、GMSの「西條」を名寄市、稚内市、士別市、枝幸郡枝幸町で展開しているほか、小型スーパー「Qマート」8店舗、ディスカウントホームセンター「ベストホーム」2店舗、スーパーセンター「ベストム」2店舗、テナントモール「アルティモール」1店舗を運営している。2025年8月期の売上高は144億4200万円、経常利益1億7100万円、純利益2700万円。従業員数は116人(2026年2月末現在)。

 上場前の上場適格性の調査確認や上場後の適時開示の助言・指導を行うJ-Adviserは、宝印刷(本社・東京都豊島区)。「TOKYO PRO Market」は、株主数・流通株式・利益の額などの形式基準(数値基準)がなく、柔軟なガバナンス設計による上場が可能な市場で、スタートアップなどが上場するケースが多い。西條のような設立70年近くの老舗スーパーが、この市場に上場するのは珍しい。主な投資家は、国、日本銀行、適格機関投資家や上場会社、資本金5億円以上の株式会社、日本国内に住所または居住を持たない個人・法人など。

 今回の「TOKYO PRO Market」への上場について、 西條敬弘社長(59)は、「知名度の向上が一番の理由で、内部体制の整備や財務の健全化も進めるため。上場によって資金調達面でもプラスに評価されることを期待している」と話す。個人も投資できる市場へのステップアップ上場については、「今後検討していきたいが、今の段階では考えていない」(西條社長)としている。

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