北海道酒類販売(本社・札幌市北区)は22日、札幌市中央区の札幌グランドホテルで「2019北酒販総合展示・試飲商談会」を開催した。秋冬商戦向けに道内外111社の酒類メーカーなどが出展、北酒販の企画提案なども展示され酒販店や料飲店、量販店などから約450人が来場した。(写真は、180mlの小瓶を集めた「ちっちゃなお酒」コーナー)
(写真は、金色のお酒を集めた「ゴールデンリカーズ」のコーナー)

 北酒販がオリジナル企画として出展したのは、金色にパッケージされたお酒などを集めたコーナーや180mlの飲みきりサイズの清酒を集めたコーナーなど。
「ゴールデンリカーズ」と名付けられたコーナーには清酒やビール、焼酎、洋酒、ワインなど32種類の文字通り金色のお酒が大集合。「令和初の年末年始を彩る金色のお酒を集めました。金色には幸福感や豊かで意欲的な気持ちにさせる効果があるそうで、ゴールドパワーで新年を迎えてもらいたい」(北酒販酒類食品事業部大滝明次長)

「ちっちゃなお酒」のコーナーには、道内外15酒造メーカーの小瓶(180ml)を90本展示。瓶の形も様々でちょっとしたアクセサリーにもなりそうなユニークな色使いの小瓶もある。中には「沢の鶴」のラグビー日本代表デザインボトルも並べられていた。また、「ケーキ&スパークリング」のコーナーには、北酒販のソムリエが推薦するスイーツと合うスパークリングも紹介された。

 大滝次長は、「昨年は震災の影響で9月の出荷が落ち込んだが、今年は令和元年ということもあり何とか挽回したい」と話す。ただ、10月には消費増税を控えているため酒類販売にどう影響するか見極めにくい状況になっている。



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