コープさっぽろは9日、網走郡美幌町に「びほろ店」をオープンさせた。既存店を三橋南地区に新設移転したもので、二酸化炭素排出量を抑えた環境配慮型の店舗。美幌町には食品スーパーとして道東ラルズのビッグハウス、北雄ラッキーのシティびほろが展開している。コープさっぽろの店舗新設で勢力図が変化する可能性がある。(写真は、コープさっぽろ「びほろ店」)
 
 道に提出された大規模小売店舗立地法届出によると、名称は美幌ショッピングセンターで建物設置者は北海道環境サービス。全店舗面積は4336㎡でコープさっぽろはこのうち半分弱を占める。
 
 店舗は、コープさっぽろが進めている環境配慮型。壁面に太陽光パネルを設置して8㌔㍗の電力を発生、店内照明にはLEDを使用したほか、冷凍・冷蔵ショーケースには二酸化炭素を冷媒に使ったシステムを採用している。
 
 また、売場の冷凍・冷蔵ショーケースから排熱されるエネルギーを再利用するなど従来店舗よりも二酸化炭素排出量を大幅に低減できるという。
 
 9日から11日まではオープンセールを実施し、開店時間も通常より1時間繰り上げて午前9時。閉店時刻は通常通り午後9時まで。


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