北海道の11月、百貨店3・4%増、スーパー0・6%減、コンビニ1・8%増

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 経済産業省北海道経済産業局は、2018年11月の「北海道百貨店・スーパー販売動向」、「北海道コンビニエンスストア販売動向」、「北海道専門量販店販売動向」をまとめた。(写真は、丸井今井札幌本店大通館)

 18年11月の管内百貨店・スーパー販売額は797億1700万円で、全店ベースでは前年同月比0・3%増と2ヵ月ぶりに前年を上回った。品目別を見ると、飲食料品は前年を0・2%、身の回り品は1・7%それぞれ下回ったが、衣料品は2・3%伸びた。既存店ベースでは前年とほぼ同水準。

 百貨店販売額は、176億2600万円で、全店ベース、既存店ベース共に前年同月比3・4%増と3ヵ月ぶりに前年を上回った。品目別では衣料品が3・7%、身の回り品も3・4%伸びたが飲食料品は1・5%減少した。

 スーパー販売額は、620億9100万円で、全店ベースでは前年同月比0・6%減と2ヵ月連続で前年を下回った。主力の飲食料品は0・1%、身の回り品は9・1%それぞれ前年を割り込んだのに対して、衣料品は0・3%伸びた。既存店ベースでは、飲食料品が同0・6%落ち込むなど全体で1・0%減と2ヵ月連続で前年を下回った。

 地域別販売動向を見ると、札幌市の百貨店・スーパーの販売額は432億8500万円(百貨店147億1000万円、スーパー285億7600万円)で、全店ベースでは前年同月比1・1%増(百貨店同4・3%増、スーパー同0・5%減)と前年を上回った。既存店ベースでも同0・5%増(百貨店同4・3%増、スーパー同1・4%減)と前年を上回った。
 
 札幌市以外の地域での百貨店・スーパー販売額は、364億3200万円(百貨店29億1700万円、スーパー335億1500万円)で、全店ベースでは前年同月比0・7%減(百貨店同0・9%減、スーパー同0・6%減)と前年を下回った。既存店ベースでも同0・7%(百貨店同0・9%減、スーパー同0・6%減)と前年を下回った。
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 管内コンビニエンスストア販売額及びサービス売上高は、461億5800万円で、前年同月比1・8%増となり、10月の2・3%減からプラスに転じた。総店舗数は前年同月より44店舗増の3017店舗。
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 管内専門量販店販売動向では、家電大型専門店が114億9200万円で前年同月比0・4%増と4ヵ月連続で前年を上回った。ドラッグストア販売額は、217億5700万円で同3・5%増と増加傾向が一貫して続いている。ホームセンター販売額は、116億7800万円で同5・7%増、3ヵ月連続で前年を上回った。
 
 総店舗数は、家電大型専門店が前年同月より1店舗増の91店舗、ドラッグストアは14店舗増の690店舗、ホームセンターは4店舗増の209店舗になった。
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