北海道経済産業局は、2018年12月の「北海道百貨店・スーパー販売動向」と「北海道コンビニエンスストア販売動向」、「北海道専門量販店販売動向」をまとめた。(写真は、帯広市の藤丸百貨店)

 北海道の12月の百貨店・スーパー販売額は1043億3500万円で、全店ベースでは前年同月比0・3%増と2ヵ月連続で前年を上回った。最も販売額の多い飲食料品は714億6300万円で前年を0・1%下回ったが、衣料品は112億6400万円で前年を1・1%上回り、身の回り品も36憶900万円で前年を2・9%上回った。なお、全体販売額の既存店ベースでは、同0・0%で前年とほぼ同じになった。

 業態別に見ると、百貨店販売額は236億3900万円で全店ベース、既存店ベース共に前年より0・0%減で若干下回った。スーパー販売額は、806億9600万円で全店ベースは、前年同月比0・4%増と3ヵ月ぶりに前年を上回った。既存店ベースでは、同0・1%減と3ヵ月連続で前年を下回った。

 地域別販売動向を見ると、札幌市の百貨店・スーパー販売額は、561億3500万円(百貨店196億5400万円、スーパー364億8100万円)で、全店ベースでは前年同月比0・6%増(百貨店同0・2%増、スーパー同0・8%増)と前年を上回った。既存店ベースでは、同0・0%減(百貨店同0・2%増、スーパー同0・2%減)と前年を下回った。

 札幌市以外の百貨店・スーパー販売額は、482億円(百貨店39億8500万円、スーパー442億1500万円)で、全店ベースでは同年同月比0・0%減(百貨店同1・2%減、スーパー同0・1%増)と前年を下回った。既存店ベースでも同様だった。
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 管内のコンビニエンスストア販売額及びサービス売上高は507億800万円で、前年同月比1・4%増となった。全店ベースでは2ヵ月連続で前年を上回った。総店舗数は、前年同月より43店舗増の3019店舗になった。
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 管内の家電大型専門店販売額は163億円で、前年同月比5・8%増、5ヵ月連続で増加した。ドラッグストア販売額は226億7500万円で、同3・8%増となり前年同月超えを続けている。ホームセンター販売額は138億1900万円で、同2・9%増、4ヵ月連続で前年を上回った。

 店舗数は、家電大型専門店が前年同月比1店舗増の91店舗、ドラッグストアが同17店舗増の696店舗、ホームセンターが同4店舗増の209店舗になった。
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