札幌市営地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」にローソン店舗が2019年1月31日にオープンする。改札口付近のコンコースに開業する予定で、2015年7月のキヨスク閉店以来、3年半ぶりに駅ナカ店舗が復活する。(写真は、設置工事中の地下鉄豊水すすきの駅ローソン店舗)

 ローソンは、札幌市営地下鉄駅での駅ナカ出店を強化している。2014年9月、地下鉄東西線と南北線が交差する大通駅の「大通駅前店」と東西線「二十四軒駅店」、南北線「北34条駅店」、「中島公園駅店」の4店舗を同時開店。その後は、大通駅の「大通東店」、「南北線大通駅店」を相次いで開店。さらに18年12月1日に東豊線「さっぽろ駅店」、同月15日には東西線「南郷18丁目店」を出店している。

 多くの店舗は閉店したキヨスク店舗跡への居抜き出店で店舗面積も最大でも10坪程度。酒や揚げ物、おでんなどを取り扱わない駅ナカ店舗向けの特別な品揃えになっている。
 
「豊水すすきの駅」は、これまで利用客があまり多くなかったためキヨスク店舗は閉店したが、最近は同駅周辺のホテルなどを利用するインバウンドが増え、利用客が増加傾向。また、年末年始の忘新年会シーズンは1ヵ所の改札口に長蛇の列ができるほど。 ローソンは、これまでの駅ナカ出店でのMD(販売政策)を活用して店舗の運営効率を高める。


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