中小企業が金融機関から融資を受ける際にその借入債務を公的に保証する北海道信用保証協会(本店・札幌市中央区)の会長を務める高原陽二氏(68、道副知事OB)が、22日に開かれる決算理事会で退任を表明する。P1080280(写真は、札幌市中央区にある北海道信用保証協会本店ビル)

 高原会長は、2013年3月に4年間務めた副知事を退任し同年7月、吉澤慶信会長(副知事OB)の後任会長に就任。任期は19年10月まであるが、在任5年になることや向こう3年間の中期事業計画を策定するなど仕事に区切りがついたことを理由に、退任することを決めた。

 既に一部理事には退任の意向を伝えており、22日に開かれる決算理事会で退任を正式に申し出て、後任理事の推薦を理事会に要請する。理事会は、新理事として3月に副知事を退任した山谷吉宏氏(64)を推薦する見通し。その後、中小企業診断士や弁護士などで組織される第3者委員会で手続き上、公正に新理事の推薦が行われたかを検証。

 その検証を経て理事会は高橋はるみ知事(64)に山谷氏を新理事候補として推薦する。高原会長は、6月末に理事会に辞表を提出、7月1日に知事は山谷氏に辞令を交付して新理事に就任、その後の理事会による互選で新会長に正式就任することになる。

 道信用保証協会の理事は、プロパー役員のほか北洋銀行や北海道銀行の頭取、北海道信用金庫協会と北海道信用組合協会の会長、北海道市長会、町村会の会長ら15人で構成されている。歴代会長には、これまで寺田一壽男氏や鈴木弘泰氏、丸山達男氏、吉澤氏、高原氏と副知事OBが就いている。


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