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 北海道で2回目となる「札幌モーターショー2014」(実行委員会主催)が14日、札幌市豊平区の札幌ドームで開幕した。自動車メーカー各社のコンセプトカーや最新の市販車など国内外の四輪・二輪27社39ブランド、211台のほか道内自動車関連企業・関連団体から15台が展示されている。開会に先立って行われたオープニングセレモニーで実行委員会名誉会長を務める高橋はるみ知事は、「モーターショーを通じて多くの道産子がものづくりの価値に関心を持ち、道内におけるものづくり技術や人材のレベルアップに貢献することを期待したい」と挨拶した。ショーは16日まで。(写真は左はテープカットに臨む高橋はるみ知事=中央と増山壽一道経産局長=左、秋元克弘札幌市副市長。写真右はレクサスLFAを見る近藤龍夫道経済連合会会長)
 
 今回のモーターショーは2年前の第1回より展示面積が20%、約1330㎡拡大して8160㎡になり、出店車両も176台から200台以上に増えた。昨年11月に開催された東京モーターショーで初公開された自動車各社のコンセプトカーが勢揃いしたほか最新の市販車も数多く展示されている。
 
 こうした展示のほかにもモーター・コミュニケーションパークと題した講演会や体験学習、子供が楽しめるウルトラマンやご当地キャラのまんべくんなどキャラクターイベントも行う。さらに、モーターショー限定のさっぽろスイーツを市内菓子店8店舗が21種類販売、モーターショーの枠を超えて楽しめる要素を盛り込んでいる。
 
 札幌モーターショーの特長のひとつはその場で車が買えること。前回は53台の成約があった。実行委員長の村田正敏北海道新聞社長も「最先端の車の素晴らしさを知っていただき、美味しいスイーツを味わって後で車をお買い上げいただければ経済波及効果も大きい」とジョークを交えて話した。
 札幌モーターショーは16日午後5時まで開催され、入場料は当日一般1200円、中・高校生700円。入場動員目標は10万人。



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