香港の不動産会社メトロポリー・ホールディングス・リミテッドは、虻田郡倶知安町山田のひらふ坂近くに複合商業施設「Arukuーzaka Street(アルクザカストリート)」を建設する。コンドミニアムやホテルのほか店舗などで構成され、2019年度に着工、21年度後半に第一段階を竣工、全計画は23年度に完了する。投資額は約230億円。(写真は、倶知安町山田のひらふ坂)

 建設地は、国道343号線沿いでひらふ坂の基点近くに位置する。敷地面積約8832坪(2万9148㎡)を利用して13棟を建設。コンドミニアム170部屋、ホテル106室、店舗は80店舗を予定、施設の延べ床面積は約1万7781坪(5万8678㎡)。駐車場は250台以上になる見込み。
 店舗は、13棟のうち3棟を使う。構成は、飲食60%、ライフスタイル20%、ファッション15%、生活関連サービス5%を予定している。

 道が14日に告示した大規模小売店舗立地法届出によると、店舗設置者は特定目的会社MHL Development(東京都千代田区丸の内3丁目1番1号、東京共同会計事務所内)、新設予定日は19年6月27日。物販に供する店舗面積の合計は約613坪(2025㎡)、営業時間は最大で午前7時から午後9時45分。ニセコ周辺では大店立地法の届け出が必要な初めての大規模な複合商業施設になる。


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