東京証券取引所プライム市場上場のコメダホールディングス(本社・名古屋市東区)子会社、コメダ(同・同)が展開している「コメダ珈琲店」が、2024年3月に竣工する「ほくほく札幌ビル」(札幌市中央区大通西2丁目7)1階に入る。「コメダ珈琲店大通西2丁目店」がそれで、オープンは今年7月下旬の見込み。(写真は、「ほくほく札幌ビル」)

「コメダ珈琲店」は現在、道内に21店舗あって、多くは郊外型の単独路面店だが、札幌市内では都心部のビルインタイプの店舗として「狸小路2丁目店」、「大通西6丁目店」の2店舗がある。今年7月には「すすきの店」もオープン予定となっており、今回の「大通西2丁目店」はそれに次ぐ札幌都心部のビルイン出店となる。都心部の新築ビルでは、コーヒー専門店として「スターバックスコーヒー」や「ドトールコーヒー」などのリーシングが多いが、「ほくほく札幌ビル」には「コメダ珈琲店」が入ることになった。

 運営は、コメダ珈琲店のフランチャイズ店舗を全国で10数店舗行っている正和製菓(本社・三重県四日市市)の子会社、ファースト・プログレス札幌(同・東京都港区)になる予定。同社は、2017年9月14日にオープンした「手稲前田店」(手稲区)、2018年11月22日にオープンした「狸小路2丁目店」、2021年4月14日にオープンした「大通西6丁目店」を運営しており、今回で4店舗目になる(「すすきの店」はトーテム旭川が運営)。「ほくほく札幌ビル」は、北陸銀行札幌支店の建て替えによって生まれる地下3階、地上13階建てのオフィスビル。北陸銀行札幌支店や北陸銀行の北海道事務所と関連企業、北海道銀行本部などが入る、3月初めから順次営業を開始する。


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