札幌ラーメンの「吉山商店」を展開する吉山商店(本社・札幌市中央区)は、2023年9月28日(木)に狸小路店街に「らーめん吉山商店街(狸小路5丁目)」をオープンさせる。「らーめん吉山商店」の店舗は、別ブランドを含めて札幌市内7店舗目になる。(写真は、改装工事中の「らーめん吉山商店街(狸小路5丁目)」)

「らーめん吉山商店街(狸小路5丁目)」は、南3条西5丁目の狸小路商店街南に立地、現在、店内の改装工事を進めている。この場所では、狸小路商店街の老舗、松山額縁店が1~4階を使って営業していたが、2018年頃に1階を閉店。その後、1階はインバウンド向けにキットカットなどネスレ日本の限定商品などを集めた「サッポロスーヴェニールショップ狸小路5丁目店」、揚げたてのポテトスナックを提供する、キッチンスペースを備えたカルビーのアンテナショップ「カルビープラス」、ゲームセンターの「ギャラクシーゲート札幌」とテナント交代が目まぐるしかった。

 今回の「吉山商店街(狸小路5丁目)」の運営は、吉山商店のグループとみられるMt.luck(本社・札幌市中央区)が行う。「らーめん吉山商店」は、「本店」(札幌市東区)、「創成橋店」(中央区)、「手稲店」(手稲区)、「発寒店」(西区、イオンモール札幌発寒1階)、「flex」(北区、ジョイフルエーケー屯田店生活館フードコート内)のほか別ブランドの「らーめん草木塔」(中央区、アクロスプラザ南22条)の6店舗、さらに大阪市中央区とマレーシアにも店舗を構える。

 今年8月31日に閉館した、「エスタ」10階のラーメン共和国にも出店していた。今回の新店舗は、その代替店舗にも位置付けられる。なお、松山額縁店は2~4階部分も2021年2月末で閉店、会社も解散した。


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