民泊事業者事務所跡に「ドミノ・ピザ」、コロナ禍経済が示す店舗消長

経済総合

 昨年11月に10年ぶりの札幌への復活出店を果たした、宅配ピザ専門店の「ドミノ・ピザ」の出店が止まらない。今度は8月4日(水)に「札幌南7条西店」を出店する。出店場所は、民泊事業者の事務所跡だ。(写真は、「ドミノ・ピザ札幌南7条西店」の出店予定場所)

 全国710店舗超を持つドミノ・ピザジャパン(同・東京都千代田区)の「ドミノ・ピザ」が札幌に復活出店を果たしたのは、昨年11月。同月27日に札幌市内に「東苗穂店」(東区)、「北15条東店」(同)、「西警察署前店」(西区)の3店舗を同時オープン。今年に入ってから、4月1日「伏古店」(東区)、同月23日「札幌北1条西店」(中央区)、5月28日「清田一条店」(清田区)と立て続けに出店してきた。7月21日には「白石本通店」(白石区)を出店、さらに8月4日には「札幌南7条西店」(中央区)を出店して市内8店舗体制を構築する。

「ドミノ・ピザ」の店舗は、コンビニ跡などへの居抜き出店が多い。中にはマンション1階部分への出店もあるが、多くは空き物件への入居だ。7月21日にオープンする「白石本通店」は、チーズタルト専門店「PABLOラウンドワン札幌白石店」跡、8月4日にオープンする「札幌南7条西店」(中央区南7条西8丁目1032ー3 Three Tower南7西8ビル103棟1階)は、今年3月に自己破産した民泊事業者の事務所跡だ。
 
 コロナ禍にあって店舗の消長は、経済のK字回復と同様、業種、業態間の格差が顕著。飲食の中でも宅配ピザは、巣ごもり需要を取り込んで好調。「ドミノ・ピザ」の札幌復活出店は、タイミングに恵まれた。民泊事業者の事務所跡に「ドミノ・ピザ」が入るのも、コロナ禍経済が示す一断面と言えそう。

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