建設現場に、どんぐりの冷凍パンが買える自動販売機が登場した。札幌市中央区南1条西27丁目の環状通沿いで建設が進んでいる「マルヤマビル プロジェクト」。自販機は歩道側に設置されており、誰でも自由に買える。設置期間は、建物が竣工する2023年3月末までの予定。建設現場のイメージを変える新しい取り組みになりそうだ。(写真は、創伸建設が建設現場に設置した、どんぐりの冷凍パンが買える自動販売機)

 マルヤマプロジェクトは、事務所と店舗が入る鉄筋コンクリート造、地下1階、地上5階建ての建物を建設するプロジェクト。敷地面積は約50坪(165・29㎡)、建築面積は約31坪(105・12㎡)、延べ面積は約155坪(512・39㎡)、建築物の高さは18・05m。建築主は札幌ウィークリー(札幌市中央区)、設計、監理、施工は創伸建設(札幌市豊平区)。この建設現場に、どんぐりの冷凍パン自販機を設置したのは、施工者の創伸建設。建設現場は、工事用のシートで囲われるなど閉塞的な空間となっているのが一般的。創伸建設では、こうした現場のイメージを転換するきっかけとして、冷凍パンの自販機を設置することにした。

 販売しているのは、どんぐりの閉店時に店頭にあるパンを冷凍にしたパンで、複数のパンを組み合わせた「もったいないBOX」として500円で提供。もったいないBOXには、どんぐりを代表するちくわパン3個入りとランダムなパンの組み合わせ3個の2種類。閉店時に店頭にあるパンを利用することで、フードロス削減にも貢献できる。
 現場事務所には電子レンジを設置、現場従事者が気軽に買えるようにしているほか、歩道側に面しているため誰でも自由に買える。自販機の販売時間は7時から17時、設置期間は工事が終了する2023年3月末まで。建設現場がより身近な場所になる取り組みと言えそうだ。


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