札幌の焼肉「昌苑」が、急ピッチで店舗数を増やしている。既存店舗のブランド転換を加速しているもので、4月15日に2店舗を「昌苑」に転換したばかりだが、きょう6月1日には4店舗目を転換オープンさせる。(写真は、きょう6月1日にオープンする焼肉「昌苑狸小路店」)

「昌苑」は、札幌市内で不動産事業と飲食事業を行っている大成グループ(札幌市中央区)が運営。飲食事業では、鮨処「西鶴」を札幌エリア5店舗、東京エリア2店舗を展開しているほか、焼肉の「ホルモン食堂」、和牛とラムしゃぶの店「肉一徹」を複数店舗展開。そのうちの「ホルモン食堂」と「肉一徹」の一部店舗を「昌苑」にブランド転換しているもの。

 4月15日に「ホルモン食堂」2店舗を「昌苑4条店」(南4条西4丁目2—4)、「昌苑6条店」(南6条西3丁目、東亜会館1階)に転換して同時オープン。5月20日には、「肉一徹3条店」を「昌苑3条店」(南3条西4丁目TOSHO3・4ビル7階)に、そしてきょう6月1日に「肉一徹狸小路店」を「昌苑狸小路店」(南3条西6丁目3—3、ジャラン狸小路地下1階)をオープンさせる。同ビル1階には鮨処「西鶴狸小路店」も入っている。

「狸小路店」には、1人焼肉コーナーも12席用意、ご飯・スープ・キムチ付きの「牛すき焼きセット・玉子付」(100g税込み737円)、「旨カルビ&バラカルビセット」(100g同792円)、「焼肉フルセット(牛タン・カイノミ・旨カルビ・バラカルビ・牛ホルモン)」(250g同1958円)などがある。いずれの店舗も通常通りは営業しており、「4条店」、「6条店」は午前6時、「3条店」は午前3時、「狸小路店」は午後11時半まで。

 ほぼ20年ぶりに「昌苑」を復活させた大成グループは、「コロナ禍という状況の中での『昌苑』復活だが、ほぼ目標通りに推移している。今後も既存店舗の転換とFC(フランチャイズ)展開で多店舗化を進めていく」と話している。



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