菓子・パンの製造販売、もりもと(本社・千歳市)とグループ会社の北のアトリエ(同・同)は、BCP(事業継続計画)に積極的に取り組んでいる事業者を認証する「レジリエンス認証(国土強靭化貢献団体認証)」を11月30日に取得した。製造業における「給食事業」、「パン製造業」、「菓子製造業」としては全国で初めての認証取得。(写真は、もりもと店舗)
「レジリエンス認証」は、事業継続に積極的に取り組んでいる企業・団体に与えられる認証。内閣官房国土強靭化推進室が2016年2月に策定したガイドラインに基づいて一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が認証するもので、大企業や中小企業、学校、病院等各種団体の事業継続の取り組みを積極的に広げることで社会全体の強靭化を進めるのが目的。
11月30日に認証されたのは、もりもとを含め全国32団体。もりもとは、「地域の食のインフラを支える」ことを命題に危機管理を徹底、安全安心を最優先に事業運営を行ってきた。今後も事業継続力の向上を図る一環として認証を取得した。
これまでにレジリエンス認証を取得した北海道の団体は、宮坂建設工業(帯広市)や本田組(釧路市)、藤井牧場(富良野市)、士幌農業協同組合(河東郡士幌町)など。