焼きたてパンのどんぐり(本店・札幌市白石区)は24日、札幌市東区北7条東9丁目の大型ショッピングセンター(SC)「アリオ札幌」に9店舗目を出店した。「どんぐり」のSC内出店は、これまでイオンのSCが多かったが、今回初めてイトーヨーカ堂のSCに出店した。20180724_115815(写真は、大勢の買い物客で賑わう「どんぐりアリオ札幌店」)

 オープンしたのは、「どんぐりアリオ札幌店」で1階のイトーヨーカドー食品売り場の近く。新札幌のサンピアザ地下1階の「新さっぽろ店」と同じようにレジを挟んで売り場とカフェを配置した。
 パンの種類は通常店舗より2割ほど減らして、アリオ札幌店オリジナルな商品を用意している。コロッケやから揚げなど惣菜類も他店舗と同様に提供する。

 野尻雅之社長は、「アリオ札幌は札幌市内で子ども連れの来店が一番多いSC。売れ行きを見ながら子ども向け、親子向けの新商品を提案していきたい」と話している。また、店舗を消費者と生産者を繋ぐ接点と位置付け、消費者の農業体験や生産者に向けた食材開発の提案なども行っていく。
 どんぐりは、5月25日に「大麻店」(江別市)をオープンさせており、「アリオ札幌店」は今年2店舗目。「当面は9店舗の運営に専念する」(野尻社長)考え。


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