星野リゾート、函館に「OMOホテル」2024年夏WBFからブランド転換

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 全国で15施設のホテルブランド「OMO(おも)」を展開する星野リゾート(本社・長野県北佐久郡軽井沢町)は、函館市内に進出する。同社グループが運営する「ホテルWBF函館 海神の湯(わたつみの湯)」(函館市若松町24-1)を2023年9月1日から改装休館してブランド転換、2024年夏にオープンさせる。(画像は、「OMO」ブランドのメインビジュアル)

「OMO」ブランドで運営を開始する施設(ホテルWBF函館 海神の湯)は、JR函館駅から徒歩5分の場所に立地。歴史的建造物を利用したショップが集まるベイエリアや函館朝市、異国情緒漂う元町地区、夜景が楽しめる函館山、さらには五稜郭エリアや湯の川温泉へのアクセスも良く、函館観光の拠点ともいえるエリアに位置している。現在の部屋数は336室。

 9月1日から改装休館に入っているが、リニューアルオープン後は、「OMO」のコンセプトとなっている街での滞在をより深く楽しむためのサービス「Go-KNIJO(ごーきんじょ)を展開する。街を愛するスタッフによる「ご近所アクティビティ」やガイドブックには載っていない街のディープな魅力を集めた「ご近所マップ」などを提供。館内のパブリックスペースである「OMOベース」では、おすすめスポットを調べたり、イベントを開催したりするなど、街歩きを楽しくする仕掛けを充実させる。また、温泉や港町の魅力的な食体験ができるサービスも計画している。

 星野リゾートは、北海道で「OMO7旭川」、「OMO5小樽」、「OMO3札幌すきの」の3施設を展開。「OMO」の数字はサービスの幅を現しており、「3」はベーシックホテル、「5」はブティックホテル、「7」はフルサービスホテル。函館は4施設目の「OMO」で数字は未発表。その他、同社は、白老郡白老町で温泉旅館「界ポロト」、勇払郡占冠村で「トマム ザ・タワー」、「リゾナーレトマム」なども運営している。

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