分譲マンション事業や賃貸事業を展開している日動(本社・札幌市中央区)が手掛ける「ホテルクラッセステイ札幌」が6月21日に開業する。1泊から長期滞在も可能なホテルで日動が本体事業として取り組む初のホテルになる。(写真は、6月21日にオープンする「ホテルクラッセステイ札幌」)

「ホテルクラッセステイ札幌」は、札幌市中央区南8条西2丁目5番38号の西3丁目通沿いにオープン。互信ホールディングス(本社・札幌市南区)の子会社の札燃商事(同市中央区)の南8条オートガススタンド跡地を利用。敷地面積約221坪(729・94㎡)のうち約99坪(327・83㎡)を使った地下1階、地上10階建てで客室数は91室、延べ床面積は約922坪(3044・26㎡)。

 客室には、家具や家電を完備しており、1泊から1週間、1ヵ月の長期滞在まで対応できる。1人でもゆったり過ごせるダブル(広さ16・60㎡)、リビングスペースのあるツイン(同24・80㎡)のほか二世代旅行やグループ旅行向けに隣接する2部屋を内扉で繋いで1部屋にできるコネクティングルーム(同49・60㎡)も用意している。

 レストランはないがドリンクなどを提供するバーラウンジを備えている。自動チェックイン機と自動精算機でスムーズなチェックイン・アウトができる。同ホテルではオープン記念として特別限定プランを各種揃えている。

 日動は、グループ会社のアンビックス(札幌市中央区)が「小樽クラッセホテル」、「札幌クラッセホテル」や「なんぽろ温泉ハート&ハート」、「ピパの湯ゆ~りん館」などホテル・リゾート事業を展開しているが、「ホテルクラッセステイ札幌」は日動本体が手掛ける。


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