ダイイチ2026年9月期中間決算、札幌ブロック売り上げが地元・帯広ブロックを抜く

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 ダイイチ(本社・帯広市)の2026年9月期第2四半期(2025年10月1日~2026年3月31日)決算は、売上高312億1200万円、営業利益10億1300万円、経常利益9億9500万円、純利益6億7500万円となり、前年中間期比9・2%の増収、31・7%の営業増益、30・5%の経常増益、21・9%の純利益増になった。半期で売上高300億円を初めて突破した。

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(写真は、札幌ブロック1号店の「八軒店」)

 売上増の要因は、2023年11月の「すすきの店」(札幌市中央区)、2024年9月の「稲田店」(帯広市、イトーヨーカドー帯広店跡)、2024年11月の「千歳店」(千歳市)、2025年3月の「アリオ札幌店」(札幌市東区、イトーヨーカドー跡)といった新規出店が、いずれも2ケタ増の売り上げを確保しているため。とりわけ、「アリオ札幌店」は、開店当初から同社の売り上げナンバーワンを争う店舗として同社を牽引している。

 売り上げ増に伴って粗利(売上総利益)も80億4200万円と前年同期間比10・2%増となり、粗利率(売上総利益率)も25・8%と同0・3ポイント上昇した。人件費上昇や水道光熱費の上昇などで販売費および一般管理費は73億2400万円と同7・4%増加したが、粗利の増加が上回って販管費上昇分を賄うことができ、増益トレンドに結びついた。売上高販管費比率は23・5%で、前年中間期よりも0・4ポイント改善した。売上高営業利益率は3・2%で0・5ポイント上昇した。

 地域別売上高では、札幌ブロック(9店舗)が120億6700万円と20・7%も増加、初めてお膝下である帯広ブロック(10店舗)の売上高(118億3300万円、3・6%増)を抜いた。ダイイチは、2004年7月に「八軒店」(札幌市西区)を出店して札幌に進出。以来、22年目にして出身地の帯広ブロックを上回る規模になった。なお、旭川ブロック(7店舗)は2・3%増の73億1000万円で、収益を下支えしている。

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