コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、2027年2月期の店舗関連投資に85億円を計画している。新店舗は、既存「砂川店」(砂川市)の移転新築1店舗で、地方スーパーの承継を数件予定している。また、既存店改修は20数店舗で実施する。
(写真は、「コープさっぽろ すながわ店」の移転新築工事)
コープさっぽろは、ここ数年間の店舗政策について、新店舗と既存店のスクラップ&ビルドを含めて2~3店舗としていた。2026年3月期は、移転新店の「のっぽろ店」(江別市)と新店舗の「とっとり店」(釧路市)、地方スーパー承継の「ひがしかぐら店」(上川郡東神楽町)をオープンさせた。その他、既存店改修を含めた店舗関連投資は93億円だった。
2027年3月期からこの店舗政策を変える。建築コストが上昇、「600坪標準店舗はこれまで約13億円の投資だったが、現在は約20億円になっており、投資回収が厳しくなっている。コスト環境が変わったので、店舗は1プラスアルファの水準で進めていく」(大見英明理事長)。この店舗政策にしたがって、既存「砂川店」を移転新築して2026年夏頃にオープン、物販2店舗も建設して賃貸物件にする。
地方スーパーの承継では、既にコープさっぽろグループの中央スーパー(本社・留萌市)から「天塩店」(天塩郡天塩町)を承継して2026年4月9日に「コープさっぽろてしお店」としてオープンさせた。また、後継者難から廃業を決めた天塩郡幌延町と同郡豊富町で各1店舗を運営している「フードインタイムリーイトウ」の店舗を承継、それぞれぞれ同年5月21日、6月25日にオープンさせる。「地方でスーパーが一つしかないエリアで、生活インフラになっている店舗を要請に基づいて承継していく。物流を自前化しており、配送ルートに組み込めば対応できる」(大見理事長)。
既存店改修では、「二十四軒店」(札幌市西区)で実施した生鮮4品(青果・畜産・水産・惣菜)強化と毎日低価格(EDLP)の新フォーマット「おいしいお店進化版」を横展開する。札幌市内では「星置店」(同市手稲区)にも導入しており、札幌市以外でも順次20数店舗に取り入れていく。



































