DCMホールディングス(本社・東京都品川区)の子会社でホームセンター事業を展開しているDCMサンワ(同・青森市)は、北海道の「砂川店」(砂川市空知太=そらちぶと=西4条7丁目327番地1)内に100円ショップ「Can★Do」を9日にオープンさせた。DCMサンワが運営する道内の店舗で、100円ショップが入るのは「砂川店」が初めて。(写真は、「Can★Do」が入った「DCMサンワ砂川店」)

「DCMサンワ砂川店」は、旧サンワドー(現DCMサンワ)が買収した旧マツザキ(札幌市)の「砂川店」として1990年にオープンした店舗。カー用品や家電製品、園芸用品、日用品、工具、レジャー・ペット用品、インテリアなどを扱い、2013年5月9日には店内に低価格食品スーパー「業務スーパー」のFC(フランチャイズ)運営も始めた。

 しかし、DCMグループは持ち株会社を解消して21年3月に合併を予定しているため、事業改革の一環としてDCMサンワの「業務スーパー」FC事業の見直しを決め、砂川店の「業務スーパー」は20年6月28日で閉店していた。今回、この空きスペースを利用して「Can★Do」を導入した。

 DCMグループでは、DCMホーマック(本社・札幌市厚別区)が道内7店舗内に「Can★Do」を導入している。ホームセンターと100円ショップは来店頻度の向上など相乗効果があり、DCMホーマックは積極的に店内に導入している。DCMサンワは、店内で運営していた「業務スーパー」の閉店によって生まれる空きスペースを利用して、「砂川店」を手始めに今後「Can★Do」を導入していくとみられる。
 なお、以前はDCMサンワのホームセンター店舗だった「八雲店」(ニ海郡八雲町)は現在、「DCMサンワ八雲店」として100円ショップダイソーの専用店舗になっている。また、「DCMサンワ弘前堅田店」(弘前市)に入っているダイソー店舗は、11月15日(日)に閉店する。


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