コープさっぽろと深川市が「繊維リサイクル推進協定」

社会・文化

 コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、環境負荷の低減と資源循環型社会の実現を目指し、深川市と「繊維リサイクル推進に関する協定」を2026年4月15日に締結した。コープさっぽろが「繊維リサイクル推進に関する協定」を締結するのは、標津郡中標津町に続き、深川市が2例目。(写真は、コープさっぽろと深川市の「繊維リサイクル推進に関する協定」締結式=コープさっぽろ提供)

 今回の協定により、宅配システムトドックとコープさっぽろふかがわ店での資源回収を、市と協力して市民へ周知し、日常の買い物や宅配ルートを通じて、不要になった古着をより身近にリサイクルできる環境を整える。
 環境省の調査では、国内で年間81・9万tの衣料品が廃棄される中、51・2万tが焼却・埋め立て処分されており、多くの繊維製品が再利用されていない。コープさっぽろは、組合員から回収している衣類などの繊維製品のリサイクルを推進しており、新たな資源として活用する取り組みを広げている。

 繊維リサイクルとは、不要になった衣類や布製品を回収し、新しい製品に再利用すること。使用済み衣類をそのまま活用するリユース(再利用)、繊維をほぐして糸やフェルトに加工するマテリアルリサイクル、化学的に分解して新たな素材へ転換するケミカルリサイクルなどの方法がある。マテリアルリサイクルとケミカルリサイクルの合計は12・3万tと全体のおよそ15%。中でも、使用済みの衣類から新しい衣類を生産する「繊維to繊維」のリサイクル率は、全体の1%未満と非常に低い。企業や自治体による取り組みが進む中、コープさっぽろでもこの協定を通じ、リサイクルのさらなる推進と資源の有効活用を図り、持続可能な社会の構築に貢献する。

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