イオン北海道所有地に「ツルハドラッグ」、店舗開発で協業

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 イオン(本社・千葉市美浜区)の連結子会社になっているツルハホールディングス(HD、同・札幌市東区)の子会社ツルハ(同・同)は、イオン北海道(同・同市白石区)が所有する土地に、「ツルハドラッグ」を新設する。店舗開発で、イオンとツルハHDの協業が始まる。(写真は、イオン北海道が所有する土地。左がJCHO北海道病院)

 2025年12月にウエルシアホールディングス(本社・東京都千代田区)を経営統合した新生ツルハHDは、2026年1月にイオンによるTOB(株式公開買付)で連結子会社になっていたが、イオンはツルハHDを買い増し、2026年4月15日に持ち株比率を50・9%(以前は50・11%)に高めた。また、イオンの吉田昭夫社長が、ツルハHDの取締役に就く人事案も公表され、イオンとツルハHDの関係は深まっている。そうした関係を象徴する店舗開発が、今回の札幌市内のケース。

 ツルハは、札幌市豊平区中の島1条8丁目のJCHO(ジェイコー)札幌病院の前に、仮称「ツルハドラッグ中の島1条店」の建設を始める。約1525坪(5035㎡)の土地は、イオンが65%超の株を持つイオン北海道が所有している。イオン北海道は、2019年8月に学校法人北海道科学大学(本部・札幌市手稲区)からこの土地を取得したが、未利用だった。一時は、イオン北海道の新業態スーパーの出店も模索されたが実現しなかった。

 今回、7年間の空白を経て「ツルハドラッグ中の島1条店」が建設されることになった。鉄骨造平屋建て、建築面積約417坪(1378㎡)、延べ床面積約402坪(1327㎡)、店舗面積合計は約347坪(1148㎡)。ツルハは、イオン北海道の前身の1社、マックスバリュ北海道時代にフード&ドラッグの店舗でジョイントすることが多かったが、最近は、ツルハの単独出店が多かった。今回、イオンとツルハHDの関係強化のタイミングで、イオン北海道とツルハの協業による店舗開発が具体化した。なお、ツルハは、近隣に「ツルハドラッグ中の島2条店」(中の島2条9丁目2-1)を展開しており、その移転新店になる見通し。

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