セコマ×カゴメ×北海道が「野菜を食べようキャンペーン2025」

社会・文化

 セコマ(本社・札幌市中央区)、カゴメ(同・名古屋市中区)、北海道の3者は、2025年6月16日から同年7月13日までの期間、北海道健康増進計画『すこやか北海道21』の取り組みの一環として「野菜を食べようキャンペーン2025」を実施している。(写真は、「野菜を食べようキャンペーン2025」で健康増進宣言を行う3者代表者。左から、カゴメ・小柳秀樹北海道支店長、セイコーマート・川南光生販売企画部長、北海道・植村直樹保健福祉部健康安全局長)

 同年6月17日、札幌市中央区のカゴメ北海道支店で3者が、「健康増進宣言」のイベントを行い、『すこやか北海道21』で推奨している1日野菜摂取量350g以上に向け、上手な野菜の摂り方などについて紹介した。セコマと北海道の「野菜を食べようキャンペーン」は、今年で15年目となり、カゴメとの3者の取り組みは、8年目となる。

 イベントでは、富良野市と中札内村の役場職員が、リモートで取り組み事例を紹介したほか、カゴメ北海道支店の管理栄養士でフードプランナーの井上真規子氏が、『今日からできる野菜の摂り方、食事のコツ』と題してミニ講演を行った。セコマは、このキャンペーンに合わせて、野菜40g以上を使用した商品を59種類用意して「セイコーマート」店舗で販売しているが、イベント会場では、新発売の「Secomaチキンラタトゥイユ」(本体価格148円)、「Secoma1/3日分野菜と豚肉のビーフン」(同348円)が紹介された。

 北海道保健福祉部健康安全局長の植村直樹氏は、「道民の1日の野菜摂取は、推奨量の350gに対して不足している。北海道は、全国でもおいしい野菜が豊富な地域なので、手軽な野菜の食べ方の工夫とその環境づくりを推進したい」と話した。セイコーマート企画本部販売企画部長の川南光生氏は、「惣菜類を通じて健康的な生活をサポートできるように取り組んでいる。このキャンペーンによって一人でも多くのお客さまが、1日350g以上の野菜を摂取する食習慣を取り入れられるきっかけになれば」と語った。

 カゴメ北海道支店長の小柳秀樹氏は、「昨年秋口からの野菜価格の高騰で手に届きにくかったことも、野菜不足の一因になった。不足を埋めるのに、ジュースで手軽に野菜を摂る価値も理解していただきたい。当社の『野菜生活』は発売30周年、累計100億本を超えた。野菜が苦手な人への入り口の役割を果たしていきたい」と話していた。

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