東急不動産、札幌・ススキノでホテル建設計画

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 東急不動産(本社・東京都渋谷区)は、札幌ススキノでホテル建設を計画している。同社は、都市型「東急ステイ」を展開しており、札幌市では、大通地区に2軒ある。今回は、ススキノ地区で展開することになりそう。(写真は、東急不動産が計画しているホテルの建設用地)

 建設場所は、札幌市中央区南7条西4丁目の南西角地。駅前通と南7条通に面している。10年以上前から、時間貸し駐車場として利用されてきた。土地所有者は、変遷を重ねてきたが、2024年10月に、東急不動産が取得していた。敷地面積は約353坪(1165・14㎡)、そのうち建築面積約247坪(817・16㎡)を使って、鉄骨造、地下1階、地上10階の建物を建設する。延べ床面積は約2342坪(7730・59㎡)、建物の高さは38・3m。

 建築主は東急不動産、設計、監理はファウンド(札幌市中央区)、施工は未定。着工は、2025年6月1日頃を予定している。東急不動産は、2018年4月に「東急ステイ札幌」(南1西1、建築主は京阪電鉄不動産)、同年11月に「東急ステイ札幌大通」(南2西5、建築主は中和石油)、2021年4月に「東急ステイ函館朝市 灯の湯」(函館市、建築主同)をそれぞれ開業している。今回は、道内4軒目として、ススキノで展開することになった。

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